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ラットレー ハローザウインド

ラットレーが誇るヴァージニアシリーズ。

商品説明には、

異なったバージニアのミックスチャー。W・スコットの小説「パースの美しい少女」の中で、「最も非凡な力を持った男」と表現された鍛冶屋のイメージから付けられた名称。充分な熟成感がある。強いコクを持ったフルボディーなたばこ。

とのことである。なるほど、味の事なんて全くよくわからない説明に感謝だ。

4500円近くする品なので、味もわからず買うには結構高い買い物な気もする。

ま、ラットレーが好きな自分にはさほどのことでもないが。

味の感想はというと。うーん。

「ヴァージニア系ラットレーの良い特徴を抜き取った味」だ。

甘い煙、独特な酸味、ヴァージニアの爽快感、タバコらしい旨さ。

ボディや風味を構成する別の味を完全に排除したその味は確かにラットレーだ。

だが、どこか物足りなさがあるのも事実。非常に吸いやすく終わりもあっさりしている。

マーリンフレークやオールドゴーリーに重さや慣れを感じたとき、これを吸うのだろう。というか吸っていた。なるほどね。ラットレーがこの作品を残したのも頷ける。

風のようにラットレーの特徴が吹き抜ける。
面白い銘柄だ。コレクターアイテムに近い部分もあるが。

by dondiego4 | 2017-12-09 00:19 | パイプタバコ