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ソラーニ バージニアフレーク633

伝説の男ルドガー・ウィルが作ったパイプタバコ。

フレークを包む紙には小粋な絵と葉のシール。

微かだが繊細な心配りは、細部までにこだわるというメッセージとも言えるだろう。

非常に大きなフレークが入っている。一枚が簡単に入る大きなパイプで吸えと言わんばかりだ。

パイプ作家でもある彼からのメッセージと思って良いだろう(笑)

さて、早速吸ってみる。

ほう。ドライフルーツのパイナップルの粉砂糖みたいな風味が出る。ミディアムフルな重さ。

フルーティーなバージニアだが、同時にバージニア特有の酸味と香り、まろやかさがしっかりと来る。

ぼやけた輪郭は一切無い。上質な葉を使っている。火も扱いやすく、味わいも変化させやすい。

ペリクの雰囲気も強いが、ペリク特有の嫌な酸味というほどの酸味はない。クセがないと言う方が正しいか。

混ざり合うと、バーレー葉のようなしっかりとしたタバコ感と、薔薇の飴のようなフローラルさが出てくる。

良く出来ていて、飽きない。最後まで味わいもぼやけず、火の扱いやすさが味わいを単調なものとさせない。

うーむ。芸術的。お薦め。


by dondiego4 | 2018-06-08 00:28 | パイプタバコ