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アモンティリャードが一番好みだと知ったので、

色んなアモンティリャードを試して飲んでみようと思う。

このブログで扱うシェリー酒は多分、ほとんどアモンティリャードになる。


味 フィノ由来のフローラルかつフレッシュな花の味わい 葡萄 樽の熟成感とオロロソらしいキレのあるシェリーの風味 ドライで中辛口
再び花の味わいとオロロソの風味を残して消える

美味い!!

フィノの味わいが非常に良く出来ている。

# by dondiego4 | 2018-10-22 22:39 | シェリー酒

最近は妙にシェリー酒にハマり始めたきっかけが、

ウィリアム&ハンバード社のシェリー酒。

シェリーはなかなか癖もあって消費しづらい面もあるが、

体質のせいか普通のワインよりも悪酔いせずに、

しかも疲れが残らず優しく酔っぱらえる。

おまけにウイスキー好きの自分を満足させる複雑さと味わいを持っていたりする。

まぁ、たまにとんでもなく不味くて飲めないのがあるが。


味 甘味のない品のある葡萄 微かなシェリー酒のニュアンス とてつもなくドライな感触と風味な辛口 その後にナッティ エグミはかなり少なく純粋にナッティ ナッティが蓄積しつつ広がる 

かなり辛口でドライだが、ナッツの出来栄えが全てを支えている偉大なオロロソ。このバランスの良さと気品さは見事なもの。良く出来ている。



# by dondiego4 | 2018-10-12 22:25 | シェリー酒

ノンフレーバー コインカット 熟成した葉の香り ヴァージニアとケンタッキー

買わないわけがない。まさにこういう商品に飢えているわけだ。

お味のほどは・・・。

まさにヴァージニアとケンタッキー葉の二層の味わいなんだが、

着香しているんじゃないかと思うほどヴァージニアの様々な、だけど単純な旨さが、

ミディアムライトのボディで楽しめる。これはいつまでも吸ってていい出来だぞ。

吸い終わっても吸い直したいと思うくらいに良く出来ている。

特に旨味を持ったバニラの香味やエキゾチックな香り(ラットレーのヴァージニアにあるような)は、

本当に無加香か疑うレベル。でも美味いからいいや。ケンタッキー葉の適度さもgood!!

お薦め!!!


# by dondiego4 | 2018-08-26 15:42 | パイプタバコ

銘品は語りかけてくる。

好き勝手に書くのがこのブログの醍醐味のようなものだが、

実は2~3回は吸ってから書くようにしているものが多い。

1回吸ってレビューしてるものは、間違いなく美味しかったものだけだ。

今回は2回目の銘柄だ。

サムズ・フレークは最初吸っていると、

「味はいいんだが、本領を発揮できていないような。吸い方が悪いみたいだな」

と、まさにタバコが「語りかけてきた」銘柄だった。

余談だが、ウイスキーの世界は結構そういう銘柄が多い。

飲み方が合わないもの、まだ飲むべきではないもの、飲みあわせが悪いもの、環境が悪くて味が悪くなってるもの。ある程度飲めばすぐにわかるものだ。自分に非を求めようとしないと、一向にそれはわからないが。

2回目は、まず葉を丁寧にほぐし、詰め方をかなり優しくした。

やたら喫煙時間も長いので、パイプ半分程度の葉の量に。

そうすると。うーん、素晴らしい。

オリエント葉に乗っかるケーシングの豆(らしい?)のフレーバーが、またいい香りだ。

豆のフレーバーがするのではなく、独特な芳香を表現する単語がない。

タバコらしい、だが、パイプタバコに求めるダンディな芳香。実に紳士的。

トンキン豆、という単語を銘柄を調べているうちに拾ったが、これは葉を詰め過ぎたときの癖のあるものだ。上記の吸い方だと、まず出ない。ヴァージニアの味を邪魔するので、お薦めしないフレーバーだ。

そして、ヴァージニアのフレーバーがまた、面白い。色んな顔を持っている。

大体は顔だけで終わってしまうのが多いが、これはヴァージニアの旨さを楽しめる。色んな吸い方をして、色んなヴァージニアを楽しめる。オリエントの要素がまた、ヴァージニアを単調なものにしていないのが、良い。

複雑だがしっかりとしたミックスチャーだ。素晴らしい。

間違いなく、サミュエル・ガーウィズの名品だ。

吸い方は上述どおり。葉はかなりよくほぐして、優しく詰める。

よくわからないほど喫煙できるので、葉の量はパイプ半分で。

機嫌が良いので、珍しく吸い方を記述しておく。

基本は「自分で吸って、タバコに聞け」

だが。実にいい品だった。

松下幸之助の逸話を思い出した。

ずっと、悪い部分のある電池を見て考えていると、何が悪いのか、電池から語りかけてくるそうだ。






# by dondiego4 | 2018-08-18 00:09 | パイプタバコ

暇つぶし煙特集。

いぶし銀部門

1.ピーターソン パーフェクトプラグ

・華やかなタバコが多いパイプタバコの世界で、大方、当てはまらない「ベテラン」向きの売り文句が当てはまった珍しい商品。基本的に重みのあるボディである一方、味わいは単調で変化に乏しいが、「これが男のタバコ」と言わんばかりの頑固で自然、重厚な風味を持っている。

2.ソラーニ ゴールド779

・「ラタキアの主張は強くない」という謎の迷文が書かれたソラーニのイングリッシュ・ミックスチャー。シリア産のラタキアが高品質なのかどうかは放射性同位体検査でもせにゃわからんが、ともかく上質なラタキアの香りが圧倒的。その中でバージニアの旨さが混じり、適度な味わいの複雑さや変化を楽しんでいく。旨さ、というよりも美しさに重きを置いた逸品。

3.フリボーグ&トレイヤー ヴィンテージ

・あんま売ってないマニアックな銘柄。バージニアのヴィンテージ品とは思えないダンディズムに溢れる逸品。華やかさというよりは、重ねてきた年輪に敬意を払ったその味わいは「地味」の一言に尽きる。しかし吸う価値はしっかりある素朴な銘柄。

4.サミュエルガーウィズ ベストブラウンフレーク

・静かで透明さすら感じる独特な軽さと風味が特徴の逸品。ゴールデングロウとはまた違った素朴さと旨さがある。ビジネスホテルのラウンジでモーニングコーヒーを飲みながら吸ってみたい変な銘柄。






# by dondiego4 | 2018-08-11 20:02 | パイプタバコ